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私が短歌を詠むきっかけになったラジオ番組が今年いっぱいで終了と聞き、短歌コーナーのBBSから投稿した歌を拾えるだけ拾ってきました。
ここしばらく全く聴きもしなかったとはいえ、かつてたまたまインターネットでこの番組のサイトを見つけなければ、百合歌人(自称)としての私はなかったですし、番組終了は返す返すも残念でなりませんが、仕方ない話ではありますね‥‥(;_;)。 大好きと空に言えないあたし達 真っ白な雪に包まれて、今 友達でいるつもりだった彼女への想い傾き止められなくて 友情と恋愛感情手に持って 壊さないよう壊れないよう 綱渡るまるでピエロのこのあたし突き落としたのは笑顔の彼女 告げたくて喉元熱くするけれど思い止まる彼女は友と 彼岸花群れて咲く中しゃがみこみ届かぬ想い独り語るの 三つ編みを結うその指に幸せを 感じながらもドキドキもして 唐突に私が恋したその人はフリルとレースが似合う少女 鉄砲百合 その花手向け撃ち抜きたい この恋の壁常識の壁 いつだってあなたの側にいるけれど「王子様」にはなれないあたし お願いよ行き場なくしたこの恋にリボン結んで海に沈めて 囁いて、そして頷き手を握る 彼女達には迷うことなし 諦めは忘れられない証だと君の笑顔で思い知らされ このリボン解いてあなたに結びつけ 似合ってるからお揃いしよう 好き、嫌い 花占いをするあたし 彼女に後ろ覗かれてるのに 銀杏舞う落ち葉学校帰り道 並んで歩くリボンが二つ 恋愛は異性と貴女決めないで ここに貴女を好きなあたしが そうまるで月と太陽みたいにね 貴女がいないと私笑えない ブラウスのボタンを止める仕草にねドキドキするの着替えの時間 君が好き君が嫌いと花びらを散らすことよりすることがある 「常識」であたしの想いは止まらない 貴女へ歩むその足軽く 繋がったその手その指忘れない どんなときでもどんなことでも 長き夜刹那永遠抱きしめて二人壊れた人形になる 授業中こっそりメモのやりとりを貴女と交わす時が楽しい 窓ガラスあたし彼女の名前書き共に流すの想いの涙 この想い愛しき友に捧げよう百日草の花束添えて 教室で交わしたキスの味付けは貴女が食べたキャンディの味 始めては桜(さくら)花散る下校道 黒髪の向こう瞳優しく 気まぐれに貴女が吹いた秋風にコスモス揺れてあたしも揺れて 「日常」に囚われあたしを救うのは王子様よりお姫様がいい すれちがう彼女との距離もう遠く返しそびれた心の借金 「サフィズム」の言葉も知らぬ思春期に君を想いて胸ときめかせ 恋愛詩貴女を重ね読んでみる 私の気持ち密かな気持ち 儚げに見えても芯は強いから少女二人の恋はしなやか コスモスの花言葉も知らぬ君 咲く中告げるあたしの想い 乱れ咲くコスモスの中君抱いて 埋もれてみたい乙女二人で 下校時に二人で食べたたこ焼きの 熱さに負けじと想い吹きかけ 同性を慕うは善か悪なのか あたしの胸は決まっているのに どうしても貴女に好きと言えなくて 胸ふくらんで爆発しそう 襟元を直してくれる貴女の手 動く仕草に胸ときめいて 彼女から何度と逃げる夢見ても 逃げられないのこの気持ちから 恋破れ 小さい身体 震わせて 泣きじゃくる君 ただ抱きしめて 友人に「恋の話はもう止めて」 刹那にあたし 想い告げてた 狂おしく 鬼になりても かの女性(ひと)の 唇あたし 奪えずにいる 「ルール」違反わかっているけど今更ね 止められないよ "Girl meets Girl" 友情の片隅咲いた恋の花 いつの頃から心を占める 教えない 背中に指が触れるたび 溢れる想いもうこぼれそう サッフォーの詩にただ頷いて思い知る 自分が誰に恋しているか その想い制服の中しまい込み気高く咲きし白百合枯らす 学び舎を去りし憧れ秘めた人 せめてリボンをあたしに下さい 一番古い歌は2002年、主に2004~2005年の作品が多く、新しい歌でも2007年。 このコーナーが定期コーナーでなくなった時点で、ほとんど聴かなくなってました。 投稿者も激減していましたしね‥‥‥。 特に年代別に並べていませんが、こうして読むと今の歌と大して進歩がないというか‥‥(^_^;)。 大樹ある駅でふと見た窓の外木陰にたたずむ死にかけの蝉 楽しんで疲れた身体で帰路につく鞄の重さは思い出の重さ 見上げれば飛行機雲の交差するあの大空へ私は還る よこはまのあかいくつはくおんなのこうみのむこうでなにみてるのか 賑やかな祭囃子はこの街の消える線路の葬列と知り(鉾田にて) 夕暮れの波打ち際を歩く君あしあと波にさらわれぬ間に 私が百合詠の影でこっそりテーマにしている旅行詠の歌。 これだけは私がmixiコミュで言うところの「トピ立て」をしたんだっけなぁ(遠い目)。
by oketa33
| 2009-12-20 19:11
| 百合短歌
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